2023年5月21日の公開テストでTOEIC Listening & Readingの満点(990点)を取ることができました。嬉しい。
せっかくなので、英語の勉強のことについてブログに書いてみようと思います。
自分のTOEIC歴は大きく分けると3つに分かれます。1.高校生から大学生の黎明期 2.社会人の発展期 3.かなり確信を持って満点を目指した熟練期 です。
1.高校生から大学生の黎明期
元々高校生後半頃からTOEICは受けていたのですが、この頃は英語を大学で英語を学ぶ学部にいたにも関わらず全くと言っていいほど英語を勉強しておらず、基本的な文法や単語も体系的に理解できていない、ほぼ"ノリ"状態での受験でした。
やはり、この頃は中途半端な出来で500点〜少し本気で(なぜか)テクニックを学んでみたりして最高700点くらいでした。
テクニックよりも単語を覚えるべきです。
2.社会人の発展期
大学を卒業後、仕事をする中で英文法をまるまる勉強し直し、ほぼ全てを体系的に身につけました。あとは大学受験の単語帳も一通り終えたので、英検2級レベルの、英語に必要不可欠な単語は完璧でした(準1級までいけていないのがここでのポイントです)。
英文法を学んだということは、一文を正しく読むことができるということです。ゆえに、英語を読む精度が抜群に上がりました。音読をする機会もほぼ毎日あったので、必然的にリスニングの力も上がり、この頃は800点を超えはじめ、最終的には895点を取ることができました。
2016年くらいの話です。
このブログはLee Perry - Super Ape / Return of the Super Apeを聞きながらスシローで書いています。ダブだけどダブすぎないのが名盤と言われる所以かと思う。
3.かなり確信を持って満点を目指した熟練期
2017年頃から、TOEICからしばらく離れていました。その分、大学入試の問題を解く機会が多くあり、自分の単語力の不完全な部分に苛立つようになってきました。
Resident Advisorの記事を電子辞書片手に読むのが面倒くさい。単語さえ分かればもっと楽なのに。この気持ちが積もりに積もって、時は2022年。英検1級の単語の勉強を始めました。
実は何故か2017〜2022年の間に英検1級を受けようと思ったことがあり、単語帳と問題集をAmazonで注文していました。もちろんその時は最初の1ページだけやってやめました。
2022年のこの時は単語を勉強する ついでに 英検1級を受けるというスタンスで、棚の奥に眠っていた単語帳を引っ張り出して勉強を始めました。
ちなみに、その時使った単語帳はキクタン1級です。全然王道じゃない単語帳を当時何故買ったのか、やる気のなさが表れていると思います。
英検1級の単語は、魑魅魍魎の世界。見たことも聞いたこともない謎の単語が次々と登場します。丸覚えは無理です。そこで、 すべての単語の語源をインターネットで調べて、そこから連想ゲームで覚えていく という勉強をしました。
この時期は毎日欠かさず10-20個ずつ単語の勉強+復習を続け、なんとか一通りやり切りました。
このタイミングで普段の英語の勉強(Resident Advisor)なんかをやっていると、物凄いことが起こりました。景色が全く違います。
今まで適当に読み飛ばしていたような単語の多くは、実は英検1級の単語にありました。ネイティブが読む記事にはここまでのレベルの単語が普通のように使われています。
大変遅くなりましたが、自分が一番言いたいことをここで書きます。
英語は単語力です。
英語の無限の部分は単語だけです。他はごく例外を除いて有限です。最後は単語力で決まると思います。
英検1級は無事一次試験に受かり、この辺りでTOEICに目を向け始めました。ここまで単語を勉強したということは、数年前の895点よりも必ず高いスコアを取れるだろうと思ったからです。そして、せっかくなら満点を取ろうと思ったのは、言いやすいし、箔がつくからです。
TOEICはTOEICならではの単語が出るので、金のフレーズ(超ベタ単語帳)の知らない単語だけ覚えて、2023年の3月に久しぶりの受験をしました。結果は915点。普通に久しぶりで緊張して、全然できませんでした。問題集では時間内にリーディングが終わっていたのに、終わらないなんてのは初めてでした。
で、その時悔しくて帰りの電車で次回(5月)の申し込みをして、受けて、今です。
英語の勉強のポイントは、まず最初に有限のもの(最低限の単語、英文法、英文解釈、語法)を終わらせてしまうことです。その後に自分の目標に合わせて必要な単語を勉強すればいいと思います。
満点取ったとか言いながら、英検1級の二次試験に全然受かれていないので、次は頑張ります。。
